[ テーマ: 行事のお知らせ ]
2008年12月23日13:39:13
十月二十四日(金)午後二時より、東京・秋葉原の「千代田区ふれあい会館(神田須田町2-17)におきまして、関東ブロック青年婦人部二十年度第三回実務研修会を開催致しました。(奇しくもその翌々日の十月二十六日には、ふれあい会館すぐそばの秋葉原駅前広場において、麻生太郎自民党総裁が首相就任後初の街頭演説を行っておりました。)
研修会は、講師に全国中小企業団体連合会専務理事の長谷川勝保先生をお招きし、いわゆる「2009年問題」についてご講義をいただきました。
「2009年問題」とは、製造業への労働者派遣が2007年の法改正により派遣期間が3年間とされたところですが、2006年、偽装請負問題への対応から、各大手製造業は労働力を請負から派遣へ労働力を一斉にシフトした為、2006年度の製造業への派遣労働者は前年度の3倍以上に膨れ上がったわけですが、そのとき採用した派遣労働者の3年間の契約期間が一斉に切れることによって生じる問題のことをいいます。対策としては①配置転換②クーリング期間の活用③直接雇用④完全請負の手法があること、および大手企業の対応状況や通達を踏まえた今後の展望について、わかりやすくご説明をいただくことができました。どの地域も派遣業の顧問先が増えてきている現状、各単協の担当者からは多くのが投げかけられ、またしきりにメモをとる姿が目立ちました。
研修会終了後は、今年は何かと話題の「アキバ」にて懇親会を行い、メンバーのさらなる親交を深めることができました。
(社会保険労務士 友部 泰孝)
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