[ テーマ: 研修と行事 ]
2010年5月12日12:03:51
5月11日、晴海埠頭に停泊中の「ふじ丸」の見学と「無印良品」松井忠三社長の講演会に行ってきました。
ふじ丸は23,235トンで、高さはB1から8Fまで、長さ167mの大型客船で600人乗りです。7Fから東京湾を写真の収めました。今回初登場の携帯デジカメで撮りました。
研修会は「わけあって安い」とされる「無印良品」の松井社長です。
日吉駅の2Fにも無印良品の店舗があり、時たま雑貨や寝巻を購入していましたが「メーカ名がないから安い」としか認識していませんでした。価格はそんなに安いとは思えなかったからです。
正式には株式会社良品計画といい、90年にセゾンから独立し99年には1050億の売上となったそうです。ところが2000年から売上は横ばいでも利益が出なくなり01年には赤字すれすれだったそうです。
そのころ松井氏が社長に就任して手がけたのが「経営の変革と人材育成」でした。
店長のスタイルを店員も見習うので、店によって売上にもバラツキがあるのですが改善提案制度を設け、これをもとに13冊の業務基準書を作成したのだそうです。1780頁のマニアルで「見える化」を実現したそうですが、1店舗黒字化戦略と海外進出に人材戦略がマッチして業績を大きく改善することができたとのことです。
商品開発の革新では、当労務協会の顧問先だった「ヨウジヤマモト」社とも2002年から2008年10月まで提携とのことですが、今はデザインをしないデザイナーということで社内で各部門の16名が「商品企画ミーデング」を毎月行い「わけあって安い」というコンセプトを変化させているのだそうです。
最後はカクテルパーテーがメインホールであり、日ごろは飲まないカクテルを外人メイドに接待されつつ、今回は知り合いの社労士さんもいなかったので、社労士は自分だけかなと不思議な御縁を感じながら会場を後にしました。
5月12日 社会保険労務士 恩田和明
この記事へのコメント (1)
飯塚和男 2010年5月13日 14:47:22