2007年8月9日11:55:28
健康保険証を盗まれたら・・!?
たまに、こんな質問を受けます。
「サイフごと、なくしちゃって。もしかしたら盗まれたかもしれない。中に健康保険証も入っていたので、悪用されたくないので、社会保険事務所で利用をとめてもらうようにしてもらえませんか?」
結論からいきますと、社会保険事務所で、健康保険証の利用を止めてもらうことはできません。
キャッシュカードを無くした場合には、カード会社に頼んで、利用を止めてもらいますよね。
しかし社会保険事務所では特にこういった対応ができません。社会保険事務所では健康保険証の再発行をしてくれるのみです。(まずは速やかに再発行の手続きをしましょう。)
結局、社会保険事務所の方でも、「気になる方は、警察に届けてください」とお願いしているに過ぎないのだそうです。
健康保険証には個人情報が記載されています。病院で利用される事よりも、今の時代は個人情報の漏洩のほうが危険でしょう。
くれぐれも健康保険証の盗難には気をつけましょう。
友部 泰孝
2007年8月28日18:36:08
育児休業制度に物申す!
育児休業法や、男女雇用機会均等法が整備され、世の中にもだいぶ周知されてきました。
なかでも大きな変化となったのは、(小学校就学前の子供をもつ親に対する)短時間労働が広く認められたという事です。
仕事の勘が鈍る、スキルが落ちる等の理由から、完全に休業を続けるよりは、短時間勤務を継続したい労働者が少なくないのです。
これによって、小学校入学前までの子供を持つ労働者にとっては、非常に大きなメリットがもたらされました。
しかし、本当に親の短時間勤務が必要になるのは、実は子供の小学校入学以降ではないかという意見が多いのだそうです。何故なら保育所よりも小学校低学年の方が子供の帰宅時間が早いからです。
子供が大きくなって小学校まで上がると、以前よりも手がかからなくなってくるのは、事実ですが、そういう手間の問題ではなく、こころの問題が大きいのではないでしょうか。
優秀な人材を確保するために、大手企業の一部では既にこれらについても様々な取り組みを始めているようです。短時間勤務等、何らかの制度を小学校入学後も採用している企業は、なんと12.7%にも達しているという統計が出ていました。ほとんど大企業中心の統計だと思いますが、それにしても、これは素晴らしいことだと思います。こういった動きは、やはり法律側(国)よりも民間の方から出てくるものですね。感心します。
法がより有用となるために、今後の法改正で検討していただきたいと思います。
[ テーマ: 日記 ]
2007年8月30日12:32:00
8月10日に、全国中小企業団体連合会の一員として、省庁交渉に参加しました。
最初は中小企業庁の福永健文長官、次に財務省の尾身幸次大臣、そして金融・再チャレンジ担当の山本有二国務大臣、午後は勇名をはせた厚生労働省の柳澤伯夫大臣の方々です。
参議院議員選挙の結果自民党が過半数割れとなり民主党の顔を立ててくれたのでしょうか、それとも内閣改造前の大判ぶるまいでしょうか省庁のトップが私達「全中連」代表の陳情を聞いてくれたのは前代未問のことではなかったかと思います。
私は、柳澤大臣に社会保険の手続について「電子申請」の簡略化を要請しました。
なお、この会談には全中連副会長の峰崎直樹(民主党参議院)議員と埼玉中小企業総合協会会長の細川律夫衆議院議員にご同行いただきました。
8月21日 岸 良峰先生のお通夜に列席
湘南商工業労務協会の会長岸良峰さんが8月17日ご逝去されました。岸先生は茅ヶ崎市で社会保険労務士、行政書士として活躍され、全中連関東ブロック協議会の理事、神奈川県SR経営労務センター会長、神奈川県社会保険労務士会の副会長等を歴任されました。
8月29日 長森 敏秦先生の告別式に参列
長森労務管理事務所の長森敏秦先生が8月26日ご逝去されました。長森先生は千代田・中央支部の副支部長として活躍され、社労士協同組合では購買・斡旋委員長として活躍されました。旅行が大好きで19年前先生に誘われて社労士仲間5人で行ったシンガポール旅行は忘れられない思い出です。アーメン!!(告別式はキリスト教式で行なわれました。)