[ テーマ: 研修と行事 ]
2010年5月25日11:56:34
社団法人として収益事業についての会計報告は我が社会保険労務士会も見習うべきものと思いました。
またいつもながらみごとな総会議事運営で、全議案を40分で終了しましたが、岡田神田税務署長が10人ほどの来賓代表として挨拶されました。
その後は、お目当ての手嶋龍一氏の特別講演会があり、タイムリーな時局公演となりました。
ちょうど韓国の哨戒艦沈没事件をめぐり、世情騒然とする中、鳩山総理の沖縄普天間基地からアメリカ海兵隊の移転問題とからめ、日米同盟をどうするのかの視点でお話されました。
「今、もし秋田市とか新潟市にミサイルが飛んできたら、鳩山さんは誰に電話をするの?」相手はオバマさんであり、直属の海兵隊の出動要請だそうです。
ここ神田だったらとうするの!人ごとではありません。
鳩山総理は、当初「最低でも県外できれば国外へ」普天間海兵隊基地を移転させると約束「トラスト・ミー」してきましたが、4月12日の核サミットでオバマ大統領と対話したのはたった10分、オバマさんは「キャンユーフオローツルー」つまり「本当に出来ンノカ!」と怒りの瞳を浮かばせたそうです。手嶋氏はオバマさんが無名時代から知古があり、また9.11テロ事件の時はNHKの特派員だった方なので説得力があります。また5月21日クリントンさんは中国との戦略対話の途中、たった3時間30分ほど日本に立ち寄りました。
今朝25日の日経によると「辺野古周辺」とした鳩山さんの決断に「困難だが正しい決断をしたと褒めたい」と語られたそうです。旦那と同い年なのですが、年下のクリントンさんに褒められては、あいた口がふさがらないというものですね。
アメリカのアジア基本戦略は日米同盟を再活性化し、リーダーシップの回復だそうですので、オバマ政権の強い意志と鳩山政権の日替わりランチ的対応は納得がいきました。日本にもリダーシップのとれる指導者が欲しいところですが、手嶋さんは「お雇い外国人」に首相をお願いするしかない。と悲観的でした。 おわり
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