[ テーマ: 研修と行事 ]
2010年6月25日07:43:00
日本一の給与額となった日産社長「カルロスゴーン」さんと握手できました。
6月23日の株主総会後の昨日24日、日産本社ビルで「危機を乗り越える経営者の決断」と題した講演がありました。横浜開催ということで林文子市長の挨拶があり、富士ゼロックスの元社長小林陽太郎氏の「グローバル時代は人間の本質・事の本質を知り、自らを鍛える人材が必要で教育の重要性」を語られました。
さて、カルロスゴーンさんは、同時通訳嬢の流れるようなスピーチで10年の体験を語られました。
1.危機の状況を客観的に把握する。
2.危機脱出のビジョンを描き、社員の納得を得る。モチベージョンの維持。
3.優先課題を絞り、一点突破で危機を脱出する。
「トップの決断が明確で」「どこへ向かうか方向・方針」を社員に示すのだそうです。
99年の日産の危機はこのようにして乗り越えられたのでしょう。
さて、2008年の危機は全社のベクトルを「Bキャッシュフローを最優先」したそうです。
つまり手元資金の確保を最優先したのです。
その後日産は中国、インドなどで好調ですが「低価格帯の車はその国で作る」という戦略と、これからのグローバル化は「振興国」との人材の交流だとそうです。電気自動車への方向性も熱ぽく語られました。
これを聞いていた私は8億9千万円の役員報酬を納得していたのでした。
この後、スデージの幕が上がり、路が開き、直接パーティ会場へ向かいました。
ここで、気さくに「名刺交換」と「記念撮影」をされましたので、私も並んで、「9億のハンド」と握手することができました。
まさに黄金の右手でした。
注:写真の方は私の前に並んだ方で、ちょうど私の番にタイムアップとなりました。ただし、名刺を頂き握手はゲットできました。
この記事へのコメント (3)
北本浩三 2010年6月25日 22:06:33
恩田 和明 2010年6月28日 10:34:16
雪竹 俊勝 2010年6月29日 14:37:16