[ テーマ: 日記 ]
2013年5月28日11:30:00
4月28日 日曜日
コート・ダジュール地方にあるニースをはなれ、プロバンス地方のマルセイユに向かいました。途中には、来月(5月)に映画祭があるカンヌがあり、是枝監督の「そして父になる」が特別彰を受賞したようです。
マルセーユは2600年の歴史をもつ地中海の港町、丘の上にはノートルダム・ド・ラ・ガルト」寺院の塔が遠くから遠望できます。
ここは、海抜162メートル、海岸に浮かぶ「イフ島」が望めます。この島は「岩窟王」で有名、モンテクリスト伯やミラボー伯が流刑された島です。
ところで、やたら違法駐車が多く、小さい車も目にしました。なぜか。
古い建物には「駐車場」がないのです。なので道路の両脇に隙間なく止めています。後ろにぶつけ、前に押し出しで駐車スペースから脱出するのです。強固な車でないとダメなのです。古代から石の街、馬車で往来するので、道路も石畳。戦争で負けた城や教会の石は再利用されてきました。そとて、古い建物を大切にすることと、また税金の関係で、燃費なんて無視、トヨタのプリウスにお目にかかったのは、一台のみ。ゴーンさんが日本に来たのはよかったかも。
昼食は魚のスープに魚介類が入った有名な「ブイヤベース」、とても美味でした。ところが、駐車場にもどると事件が、なんとバスの中扉の鍵が開けられ三人の方が盗難にあったのです。
超プロの手口でした。ラランス制の「プラタ゜」のバックに日本製のパソコン、エイビアンの水を短時間で分別し、トンずらしていたのです。
警察に届け出て、次のエクスアン・プロバンスへ向かいました。
セザンヌが晩年住んでいた街と丘の上のアトリエへ。庭の木々から花びら舞ってよい場所でした。
街に降りて、ミラボー通りへ、ここにはカフェ「レ・ド・ギャルソン」があります。
今日のお泊りは「ノボテル・アブイニョン」、ベットが3つもあり、豪勢なお部屋でした。
続きはまた明日。
恩田 和明
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