2010年11月26日17:22:00
昨日「日中関係の現状とチャイナリスク」と題した生産性本部主催の講演会がありました。ちようど北朝鮮による韓国・延坪島への砲撃があったばかりでしたので、「宗主国」の中国がどう対応するのか、興味を持って聴きました。
講師は慶応大学の国分良成先生です。先生は「新日・中友好21世紀委員会」のメンバーで、前日も自民党に呼ばれて講演したそうです。
今年5月米中は「戦略的対話」として2Gで協定を結んでいます。日本は鳩山さんが辞任し菅さんになったのですが、9月に尖閣沖で漁船追突事件が発生し、内閣の対応のまずさから、次々と問題が発生しました。
9月9日から11日に開催された北朝鮮の党大会に中国の序列9番の「周永康」氏が出席して三代目「金正恩」の登場に花を添えています。
10月15-18日中国共産党の17期5中全会が開催され、習近平さんが「中央軍事委員会副主席」に就任しました。ところが、16日、17日18日と反日デモが発生しました。
先生によると8日に「劉暁波」氏ノーベル平和賞を受章の衝撃を「争点移動」するため、尖閣問題に目をそらせる国内「マスコミ」用の反日デモだったようです。
11月5日になると「尖閣ビデオ」が流失し、アッという間に世界に広がりました。
12日APECに参加するため「胡錦涛」さんが来日、翌13日菅総理との握手は「写されたくない」人のそれでした。
しかし、最近は「レアアース」の輸出禁止を解除してきました。