[ テーマ: 社労士会 ]
2012年3月27日16:30:00
昨日、薬業健保会館でタイムリーな研修会がありました。
1.「社会保障と税の一体改革大綱にみる年金制度の将来と課題」と題して
衆議院議員の「内山晃」さんです。
昔、国会議員は10年で約35万円の年金がもらえた。9年前に初当選したころの九段議員宿舎も家賃は2万千円だった。しかし、今解散されると9年で国民年金だけになると笑わせ、デフレ経済下での消費増税には反対であると強調された。
昨年末に民主党を離れて「新党きづな」を結成したのは消費増税とTPPに反対だったためだそうです。内山晃さんは社会保険労務士でもあり、45万人のパートさんへの社会保険適用拡大の問題点にも指摘されました。
二つ目は
2.「年金記録問題からみた政治と行政」と題して
神奈川会の「廣瀬幸一」さんです。
廣瀬さんは平成18年頃、10年分の国民年金の特例納付をした方から「消えた納付記録」の相談を受け、内山議員さんに相談されたそうです。これが発端となり19年には国会で安倍総理の「一人まで解決」するという発言につながったとのこと。
廣瀬さんは年金記録回復委員会の委員でもあり「運用3号」への反対者として有名です。TBSの「サタズバ」にもたびたび出演されています。
廣瀬さんとは、韓国の電子申請視察でソウル訪問でご一緒したことがあります。それがご縁で、3号問題は昨年、私の「ブログ」でも紹介しました。
なおこの研修の主催者は
東京都社会保険労務士政治連盟 千代田統括支部の家村啓三会長です。来賓の挨拶は東京会政連の相馬誠一副会長でした。
参加者は60名を超える盛況でした。 政連顧問 恩田和明