[ テーマ: 研修と行事 ]
2010年1月21日16:25:50
1月19日、社労士会千代田統括支部の新春賀詞交換会が開催されました。これに先だって早稲田大学競走部駅伝監督の「渡辺康幸」さんの「箱根駅伝への思い入れ」と題した講演がありました。
今年は最長区間5区での「柏原」君の
みごとな区間新記録で東洋大学の2連覇となったことを振りかえりながら、駅伝監督としての体験をお話になりました。
渡辺さんはかって早大の選手として1区と2区で区間賞を取られ、世界ジュニアやユニバ゜シアードで活躍されアトランタオリンピックの1万メートルの代表でもありました。
名選手=名監督ならず、という格言がありますが、それは自分が出来たやり方を押しつけるから失敗するそうです。
市立船橋高校時代に小出監督の指導を受けられたそうですが
「欠点も褒める」というコーチ術を学ばれたとのこと。
そこで現在の指導方は
1、腹八分目の練習
2、適材、適所での選手起用
3、補欠組への「起用されなかった理由の説明」と本人の納得
4、2:6:2の原理を使い真中の「きちんと指示すればやる子」の6を「ほっておいてもやる子」2へ引上げること
などのコーチ術です。
その他、古い伝統の是正、マスコミ対応法、就職の世話など「人柄あふれる」活動をつうじて選手を育てておられるとのことです。人事労務管理に通じる教えだと共鳴して聞き入りました。
私も安来高校時代は陸上部の選手として高校駅伝や下関・大阪間駅伝に出場したことがあり、楽しい1時間半でした。